統合失調症のチェック項目には、「姿が見えないのに自分に話しかける声が聞こえる」「盗聴や盗撮、尾行など誰かに監視されている」「考えていることが声になり聞こえる、また他人に伝わる」「自分の言動が操作されている」「考えがまとめられない」「とても不安で憂鬱」「やらなければならないのに行動できない」「周りの人に陥れられる」「眠れない、眠りが浅い」「食欲がない」などで、これに3つ以上当てはまるならば、病院で診てもらった方がよいでしょう。
統合失調症の症状には、人がニヤニヤと笑っているように見えたり、壁が笑っているように見えたり、敵が襲ってくるように思ったり、聞こえないはずの声が聞こえてくるといったようなことが主な症状です。
統合失調症は、診断の決め手になるような検査はありません。症状などを総合的に判断して診察していきます。必須条件は、症状が6か月以上続いて、仕事や学業、社会機能にはっきりとした低下が見られることです。家族や友人、教師など身近な人からの情報は、統合失調症の発症時期を特定するのに重要な材料です。
統合失調症のチェックには、臨床検査を行い、精神病などの症状を引き起こす原因となる薬物の乱用は無いのか、内科疾患や神経疾患、内分泌系の疾患などが原因の場合がないのかを調べます。このような原因がある場合の例として、脳腫瘍や側頭葉てんかん、甲状腺疾患、自己免疫疾患、薬の副作用などがあります。
統合失調症のチェックする方法として、CT検査やMRI検査をする場合がありますが、脳の異常を見て診断に役に立つようなものにはなりません。
統合失調症のチェックには、幻覚や幻聴、被害妄想などがあり、このような症状は陽性症状になります。口数が減って元気が無くなり引きこもってしまうのが陰性症状と言われています。陽性症状は自分できる統合失調症のチェックポイントですが、なかなか自分で自覚するのは難しいです。なので、周りから見てこのサインに気がついたら、とにかく病院で受診させることがとても重要なのです。
統合失調症は発症から数年以内であるのならば治療効果が高いので、社会復帰も早く済みます。統合失調症のチェックで診断されたら、治療のポイントは抗精神病薬を忘れずに飲み続けることです。症状は数か月で良くなってくるのですが、薬を途中でやめてしまうと、再発率が高いのでがんばって飲みましょう。家族や患者の周りの人も、理解し見守るようなサポートが治療にも大切です。